小さな世界でしのぎを削る偉大な技術

JUGEMテーマ:記録

 

ちょっと前に不思議なおもちゃが流行しました。放射状になった突起物の中心を指で挟み、突起物を指で弾いてぐるぐる回して遊ぶハンドスピナーです。ただ回すだけなので「何がおもしろいの?」と思う人もいるかもしれませんが、勢いよく滑らかに回るので、どれだけ長く回せるかを競ったり、暇つぶしやストレス解消になると人気になりました。

 

このハンドスピナーで世界記録を出したのは、ベアリングなどの電器部品メーカー ミネベアミツミ社。5.09mm幅の小さなハンドスピナーを作り、201711月に世界最小のハンドスピナーとしてギネス認定されました。

 

このハンドスピナーの中央に使われているボールベアリングの直系は1.49mmで、最小の量産可能な製品なのだそうです。また、同社の広報室室長である石川尊之氏は、三菱プレシジョン社と共同で作った「リアルスピンエムズ」というハンドスピナーを指1本で244634回し続け、1本の指でハンドスピナーを回し続けた最長時間として201712月にギネス認定されています。

 

もともとハンドスピナーは、筋無力症などの子供たちと遊ぶためにアメリカの女性が開発したものだそうです。こんなおもちゃを作れるようになったのも、ベアリングなどの超精密加工技術が進んだからに他なりません。世界に誇れる日本の技術力がまたひとつ証明されたと言えます。誰かを幸せにするために技術者たちは今日もしのぎを削っています。

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  • 2019.11.06 Wednesday

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