生まれるのも生きるのも難しいパンダ

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2017612日シャンシャンの誕生で一躍パンダブームが巻き起こった上野動物園。前回は2012年に誕生したもののわずか6日で死亡してしまい、同園でパンダが生まれ育ったのは29年ぶりということで、その熱狂ぶりもうなずけます。

 

パンダは繁殖が難しい動物。まずメスの発情期が短いため、オスとの相性とタイミングが合うのが大変。さらに、通常野生のパンダは2頭の子供を産みますが、母親は1頭しか育てないと聞いたことがあります。もともと未熟児で生まれるため死亡率が高く、母乳も2頭を育てるだけの量が出ないらしいのです。なので、スペアとして2頭産み、強い方を育てるのだとか。

 

育っても、生きるために毎日体重の38%ものタケノコや15%の竹を食べなければならず、しかも21%しか消化できないため、冬も熊のように冬眠することなく食べ続けなければなりません。

 

人工飼育の場合は2頭を育てられますが、生まれたてのわずか16cmほどの小さな赤ちゃんの健康状態や、ちゃんと母乳を飲んでいるかなどをチェックしたりするのが難しく、季節によって室温や湿度の調整なども気を配らないなど大変なようです。

 

ジャイアントパンダの現在の個体数は1800頭あまりで、うち野生は1600頭ほど。野生のパンダは中国南部と東部一体からミャンマーとベトナムまで生息していましたが、今は生息地の消失と密猟でその数が激減。世界で最も絶滅が危惧されている動物のひとつとなっています。

 

現在、日本でパンダがいる動物園は上野動物園、神戸市立王子動物園、和歌山の南紀白浜アドベンチャーワールドの3カ所。中でも南紀白浜アドベンチャーワールドは、2000年以来15頭という中国外では最多の繁殖に成功しているすごい動物園。現在5頭ものパンダが見られるのは、中国以外でここだけです。

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  • 2018.11.30 Friday

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